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第2部 一章【ジンギ!】その3 第三話 魔術師

작가: 彼方
last update 게시일: 2026-03-12 02:45:04

19.

第三話 魔術師

 神の扉とは蘭のことだった。(かっこつけた言い方すんじゃねえよクソ天使)とジンギは内心思ったという。ステータスには魔法使いLevel78とあった。これは強い。

(こいつ魔法使いか。コテツと同じだけどレベルはコテツの方がずっと上だな)

東1局

ドラ三

「ポーン」

 3巡目。蘭が1枚目の白から積極的に鳴いてきた。その後、8巡目──

「カッカーーン!」

 白のノータイム加カン。決めてましたと言わんばかりの判断の早さだった。新ドラは②筒。

(カッカーーンだあ? ふざけやがって……元気な女だ。だが、天使がこいつと打って強くなれと言うくらいだろ…… 下手くそな素人加カンなわけがねえ、最低でもリャンメン待ち、ドラ追加1枚が欲しい満貫5ハン手からか打点上昇率の高い符ハネ50符狙いの手か……なんにしてもリャンメン以上ではありそうだな)

 そう考えたジンギは⑧筒切りを選択。蘭の5巡目には⑤筒が捨ててあるからその情報とカンとで通るはずだという読みだった。

打⑧

「ロンっっ! ソイツあ通さねェ♡」

三三三⑦⑨45699(白白白白)

「まんがん♡ ウフフ」

(何ィ?!)

「何をびっくりしてるの? 8000点よ。よろしくね♪」

「あっ……ああ」

「あは。リャンメン待ちだと思ったぁ?」

「!?」

(コイツ……読ませたのかよ!? まさか加カンで誘導されるとは)

「あんたと打てば強くなれるぞと聞いたんだけど……本当らしいな。勉強させてもらうよ」

「なによう、誰がそんなこと言ってるの~? せっかく下手っぴな雰囲気出して油断させてるのにィ。台無しー。じゃ、バレてんなら本気出しちゃうかー」

 そう言うと蘭の頭上にあるステータスが切り替わった。

魔術師Level60

(ステータス変化だと?! しかも初めて見る職業だ。つまり上級職……それのLevel60……なるほどこれは相当強えぞ)

「通ると思った⑧筒で満貫か……⑤筒は毒入りリンゴだったわけだ」

「なによぅ、人を悪い魔女みたいに」

「毒の作り方、学ばせてもらうぜ」

────

──

「――まいった」

「ふふ、またやろーねぇ♡」

 結局その日は蘭の圧倒的な実力を前にコテンパンにやられたジンギだったが、持ち前のコミュ力の高さで蘭の連絡先をさっそく入手していつでも連絡が取れるようにしたのだった。

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    21.第伍話 ステージクリア ある日の対局。 ジンギは最終局面に近い場面で安全牌を選べた。普通に考えて今上家が捨てた中を合わせて。最後の巡目は4枚目の西。それで安全だ。しかし場をよく見渡すとある事に気付く。(ん? いやまてよ。これは……) 場に一萬は1枚切れておりドラ表示牌の二萬が暗刻子のジンギには一一一二二二の一萬も完全安牌だった。ここを落とすのはベタオリの時だけなので見落としていたのだ。 西を切ろうが一萬を切ろうがジンギのノーテンは変わらない。だが!打一「「!?」」(よし、ビビッてやがるな) そう、周囲の反応はまるで違うのだ。ここでのドラ跨ぎ切りはテンパイのサインみた

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  • 【牌神話】〜麻雀烈士英雄伝〜 賛   第2部 一章【ジンギ!】その3 第二話 神の扉

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  • 【牌神話】〜麻雀烈士英雄伝〜 賛   第2部 一章【ジンギ!】その3 第一話 麻雀いろは

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